紫外線が肌老化を加速させる！失敗しない日焼け止めの選び方・塗り方完全ガイド

だんだんと日差しが強くなる季節がやってきました。
紫外線は、シミやソバカスだけでなく、しわやたるみなど肌老化をどんどん加速させていきます。
そこで大事なのが、毎日日焼け止めを塗ることです。これからの季節は多くの日焼け止めが発売させます。
たくさんの量の日焼け止めが店頭に並んでいて、どれを選べばいいか迷ってしまいませんか。

本記事では、紫外線がもたらす肌への影響や、日焼けを防ぐ日焼止めの量や塗り方、日焼止めの選び方を解説しています。

紫外線は美肌の大敵！紫外線が及ぼす肌への影響とは

紫外線が肌へもたらす影響

紫外線を浴びることは、体内でビタミンDを生成するという健康には大切なことです。しかし、あまりも長期的に紫外線に浴びてしまうと肌が赤く炎症したり、肌を黒くさせます。さらに皮膚ガンになるリスクもあります。

紫外線には、UV-A、UV-B、UV-Cに分けられます。特に注意が必要なのが、UV-AとUV-Bです。

UV-Cは、大気層に吸収され地表にはほとんど到達しません。

紫外線は曇りの日や雪の積もった冬も注意が必要

こちらのグラフは快晴の日のUV量が100％だとすると、薄曇りの日は約90％ほどに。
曇の日でも約60％ものUVが降り注いでいます。
こちらは目安とし、時間や地域、季節によってUV量は異なります。

冬はUV量が少ないといっても油断は大敵です。
雪が積もり地上から反射し紫外線を浴びてしまいます。雪の反射率は80％にも達します。
そのため真冬でもうっかり日焼止めしてしまった、ということがおきてしまいます。

紫外線を直接浴びないのが大切

• 肌をできるだけ覆う（長袖を着るなど）
• UVカット効果のあるサングラスや眼鏡をかける
• 帽子をかぶったり、日傘をさす

これらが大切です。日焼けを防ぐため、肌を覆い隠せない部分に日焼け止めクリームを塗ることが有効的です。

失敗しない日焼け止めの選び方

自身の肌質に合うこと

肌質に合ったお手入れをしていないと、肌が荒れてしまいます。
肌質に合わせて日焼け止めを選ぶことで、効率良く美肌に近づけることができます。

肌質別のオススメ日焼止めのタイプはこちらです。

乾燥肌・・・保湿成分が配合されているものやしっとりするテクスチャーのもの。

敏感肌・・・紫外線吸収剤が肌への刺激になる可能性があります。紫外線吸収剤が入っていない「ノンケミカル」タイプのものや、赤ちゃんやお子さんにも使える肌に優しいタイプ（石けんでオフできるもの）

脂性肌・・・べたつきがすくないジェルタイプや、皮脂吸着パウダーが含まれているものや、ニキビを防ぐ「ノンコメドジェニック」と記載があるもの。

使うシーンによって選ぶ

日焼け止めのSPFとPAは高ければ高いほど日焼けを防ぐことができます。

日常使いには、SPF10～30、PA＋、PA＋＋程度、海や山などのレジャーシーンでは、SPF30～50＋、PA＋＋＋、PA＋＋＋＋が推奨されています。

海やプールなど水に触れる場合は、水や擦れに強いウォータープルーフ処方のタイプや、
マスクや衣類の擦れが気になる場合には、フリクションプルーフ処方を選ぶと良いでしょう。

塗り直し用に、パウダータイプやスプレータイプの日焼け止めを選ぶと、外でも日焼け止めの塗り直しが簡単にできます。

使い心地重視で選ぶ

毎日使う日焼け止めは、価格がいいものではなく自分が心地良い！と思える使い心地重視で選ぶのがオススメです。
最近の日焼け止めはきしみ感もなく、塗っても白くならない日焼け止めが多く販売されています。
店頭でテスターを試したり、口コミを調べてから自分が心地良いと思う日焼け止めを選びましょう。

日焼け止め以外の効果を重視する

日焼け止めの人気ランキングを見ると、昨今人気なのは美容成分が配合された日焼け止めです。
美白ケア効果やエイジングケア効果のある成分が日焼け止めに配合されています。
日焼けを防ぐだけでなく、肌悩みにもアプローチしてくれる日焼け止めに人気が出ている傾向にあります。

日焼け止めは量をしっかり塗る＆ムラなく塗る

結構多め！な日焼け止めな量

日焼け止めの効果をしっかり出すには規定量をムラなく塗ることです。

日焼け止めを顔に塗る場合、クリーム状だとパール粒2粒分、液状だと1円玉2枚分塗る必要があります。1回で塗るのは量が多いので、パール粒1粒分を2度重ねてつけるようにしましょう。

日焼け止めは塗り直しが大事

日焼け止めは、外出前だけ塗るのでは不十分といえます。
衣服の擦れや汗を拭いたり、擦れなどによって落ちてしまいます。
日焼け止めが落ちてしまった、と気づいたときに重ねて付けするか、2～3時間おきに重ね塗りすることで日焼け止めの効果を発揮することができます。

日焼け止めの塗り方

顔にムラなく塗るには、額・鼻・両頬・顎に5点置きしてから塗り広げることでムラなく塗ることができます。
腕などの体の広範囲に塗る場合は、クルクルとらせん状に伸ばし広げて塗ります。

出典：紫外線環境保健マニュアル2020

まとめ：紫外線対策で日焼け止めをうまく活用しよう

本記事では、美肌になるには避けたい紫外線の特長や紫外線対策に有効な日焼け止めについて解説しました。
紫外線対策として有効な日焼け止めは、以下3点を気を付ける必要があります。

日焼けしないために大切なこと

・しっかり量を塗る　・ムラなく塗る　・2～3時間おきに塗り直す

日焼け止めの選び方

・自分の肌質に合うこと　・使うシーンによって選ぶ　・使い心地　・日焼け止め以外の効果を重視する

紫外線対策は、日焼け止めを塗るだけでなく、長袖を着たりサングラスをかける、日傘や帽子を使うなどの物理的に紫外線をシャットアウトするのも大切です。
しかし、日焼け止めの効果は偉大です。美肌を目指して365日、日焼け止めを塗りましょう！