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季節の変わり目や寒さが厳しくなってきた時期には肌の乾燥が気になっていませんか?
肌が乾燥すると、肌がつっぱったり、痒みや湿疹がでたりしてきます。
さらに乾燥は、くすみ、小じわ、20代以降の大人ニキビなど肌トラブル原因ともなります。
また、白く粉を吹いていたり、表面がザラザラして見た目も美しくありませんので、乾燥した状態は肌に悪影響で一刻も早く解消させなければなりません。
そこで今回は、乾燥する原因や対策、乾燥対策にオススメの成分などを紹介していきます。
- 肌が乾燥が気になる
- 乾燥良いスキンケア方法を知りたい
- 保湿の仕方を知りたい
という方は必見です。
元化粧品会社勤務、日本化粧品検定2級の当サイトかよが解説します!
肌が乾燥する原因は「バリア機能」の低下
肌が乾燥する原因は、主に「肌のバリア機能の低下」があります。このバリア機能はどのようなものでしょうか。
バリア機能とは
バリア機能とは
私たちのお肌に元々備わっており、皮膚の表面部分に存在し、NMF(天然保湿因子)や細胞間脂質
で肌のうるおいを保ち、皮脂膜で肌表面の膜で水分蒸発を防ぐベールのような役割を担っています。
このバリア機能で、外的刺激からお肌を守ったり、肌のうるおいを保つことができています。
このバリア機能がしっかり役目を果たすことが肌にとって大切です。
しかし、このバリア機能は低下しやすく、そのバリア機能低下の原因は以下の通りです。
- バリア機能低下の原因
- 外気の乾燥・紫外線・ストレス・睡眠不足・加齢・摩擦・間違ったスキンケアなど
バリア機能が低下し、さらに悪化すると敏感肌になってしまいます。
敏感肌は、ちょっとした刺激で肌がピリピリしたり赤みがでたりします。化粧品で刺激を感じやすくなり、敏感肌は合う化粧品が見つけにくくなってしまいます。
バリア機能を低下させないためには乾燥を防ぎ、保湿を中心としたスキンケアを心がけることが、とても大切です。
乾燥を防ぐスキンケア方法
肌の乾燥をケアするスキンケア方法をご紹介します。
日焼け止めを塗って日焼けを防ぐ
日焼けによる肌のダメージは、乾燥だけでなく、シミやソバカス、しわやたるみなど様々です。肌老化の80%は紫外線によるものといわれています。
このグラフを見ると、紫外線が強くなるのは4月から、最も強いのが8月になります。
しかし、紫外線が弱くなるとはいえ、1年中紫外線はわたしたちに降り注いでいます。
そのため、日焼けを防ぐためには、紫外線の強い時期だけでなく、1年中日焼けを塗ることをオススメします。
最近では、保湿効果のある日焼け止めも販売されているので、乾燥したお肌にはそういったものを使うと、お肌を保湿しながら紫外線対策ができるので良いでしょう。
水分・油分を補うような保湿をする
保湿といってもただ保湿クリームを塗っていればいいという訳ではありません。
水分・油分どちらもバランス良く補っていくことが大切で肌トラブルを防ぐことができます。
- 水分を補う
- 化粧水などでお肌に水分を補い、肌内部の水分量を増やすことです。
水分を入れずに油分だけ補っていると肌の内部は乾燥し、油分がある状態のいわゆる「インナードライ」という状態になってしまいます。
- 油分を補う
- 化粧水で水分入れたお肌には、乳液やクリームなどの油分で蓋をする必要があります。
せっかく化粧水で水分を与えたのに、油分で蓋をしてあげないと、水分が蒸発してしまいます。
肌への密着力が高いのシートマスクやパック
乾燥肌のケアといえば、シートマスクやパックは欠かせない!という方も多いかと思います。
保湿成分が豊富なマスクを使用することで、乾燥した肌に集中ケアを施すことができます。
特に、冬や乾燥が気になる時期には、保湿マスクが効果的です。
ゴシゴシ擦るなど摩擦をしない
メイクを落とすときや洗顔をする際に、肌の汚れを落とそうとゴシゴシと肌を強く擦っていませんか?
肌を強く擦ると、肌の表面の角質が傷ついてさらなる肌の乾燥の原因となります。
肌表面の角質は、やがて垢となり自然と落ちていきます。
強い力で落とさなくても勝手に落ちていきます。
他にも、以下の点には気をつけましょう。
- 入浴後すぐに保湿する
- 42℃以上の熱いお湯を避ける
- 冬場は加湿器をつけて部屋の湿度を40%を切らない程度を保つ
乾燥時に補いたい成分
乾燥にオススメの成分は以下3つです。
- セラミド
- アラントイン
- ワセリン
セラミド
セラミドは、わたしたちの元々のお肌に存在していて、肌には必須な成分です。
セラミドは、肌内部の水分を逃げにくくしてくれる成分です。
化粧品で補うことも大切ですが、必要以上の洗顔のしすぎなどで、セラミドを失わないケアも大事です。
アラントイン
肌の炎症を鎮める効果があり、傷ついた細胞の修復作用や肌荒れ改善作用もあります。
ワセリン
保湿にすぐれており、肌の中の水分を蒸発しないように蓋のような役割をします。
ワセリンは医療の現場で使われるほど安全で、敏感なときも安心して使えます。
こちら3つの成分は乾燥しているときや敏感なときに取り入れたいです。
ヘパリン類似成分
一時期話題になったヘパリン類似成分。医薬品に配合されており、乾燥肌を改善する効果に長けています。
医薬部外品の有効成分で配合されている商品もあり、医薬部外品の商品であれば市販で手に入ります。
まとめ:乾燥は肌の大敵!まずは保湿をしよう
本記事では乾燥する原因のバリア機能低下の原因や乾燥対策のスキンケアや乾燥時にオススメの成分を解説しました。
バリア機能とは、肌の外側に存在し、感染や肌の水分の保持をする役割を担っています。
バリア機能を低下させないことは、健康で健やかな肌になるためには大切です。
肌を乾燥させないためには、日焼け止めを塗る・水分、油分のバランスの良い保湿・シートマスクなどのケアが有効的です。
さらに、肌の乾燥には体内の水分不足も影響します。
1日2リットルを目安に水を摂取し、潤いのある肌を内側からサポートしましょう。
また、ビタミンAやE、オメガ3脂肪酸を含む食品(アボカド、ナッツ、魚など)を取り入れることで、皮膚の健康を保つことができます。
肌が乾燥すると様々な肌荒れの原因となります。
それを防ぐためには、乾燥する前に保湿力が高いスキンケアに変えることが非常に大切です。