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美白化粧品を使ってみようかなと思っていても、どんな美白化粧品がいいのか悩んでいませんか。
美白化粧品とは、名前からして少しややこしいですが、美白化粧品を使うことで、決して肌が自身の肌の色以上に白くなったり、できてしまったシミを消すことはできません。
そのため美白化粧品は、しみができる前の予防として使用するのが効果的です。
化粧品検定2級取得の美白コスメ好きが、シミや美白の有効成分について簡単に解説しているので、是非最後までご覧ください!
なぜしみができるのか?しみができる仕組みについて
透明感のある美肌になるためには、しみやくすみの無い肌が理想的です。
しみを予防することや、美白化粧品を使う際には知っておきたいのがしみのできる仕組みです。
①紫外線を浴びると皮膚の中で炎症がおき、メラニンの原因となる酵素チロシナーゼが活性化されます。
②酵素チロシナーゼが活性化されると肌を守ろうとメラニンをつくらせます。メラニンはシミの原因になるとイメージが悪いものにされがちですが、メラニンは紫外線から肌を守る大切な役割があります。
③メラニンができてすぐシミになるのではなく、上の細胞に受け渡しをして肌の表層に運ばれます。
④ストレスやホルモンバランスの乱れ、加齢などでターンオーバーの乱れによってメラニンが排出されないことでシミの原因となります。(ターンオーバーとは、表皮(肌の表面部分)が約28日で生まれ変わること)
美白化粧品に期待できること
美白化粧品には、主に大きく分けて4つの効果に期待ができます。
もっと細かくメカニズムがありますが、ここでは簡単にご紹介します。
メラニン生成の命令を阻止
紫外線を肌が浴びると、メラノサイトというシミをつくる工場でメラニンが生成されます。
そのメラニンの工場が稼働しないように、指令物質を止める役割です。
- 対応美白成分
- トラネキサム酸 カモミラET グリチルレチン酸ステアリルSW
メラニン合成の抑制
紫外線やストレスによって発生する活性酸素が、メラニンの生成に関わる酵素チロシナーゼが活発になります。
酵素チロシナーゼの働きを抑えることで、メラニン生成を抑制し、しみやそばかすの予防となります。
- 対応美白成分
- ビタミンC ビタミンC誘導体 アルブチン ルシノール コウジ酸 エラグ酸 リノール酸 プラセンタエキス ナイアシンアミド
メラニンの分解・排出促進
できてしまったメラニンを排出する、ターンオーバーを促進して排出を促します。
- 対応美白成分
- デクスパンテノール エナジーシグナルAMP 4MSK
メラニンの色素還元
今あるメラニンの色を薄くします。
- 対応美白成分
- ビタミンC ビタミンC誘導体
医薬部外品とは?化粧品・医薬品について
医薬部外品とは
美白化粧品と呼ばれるものは、医薬部外品と言われる一定の効果を認められる成分が配合されています。
医薬部外品とは、厚生労働省の承認を受けていて、一定の効果が期待できる有効成分が規定量配合されています。
- 医薬部外品の見分け方
- パッケージに「日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ」または「メラニンの生成を抑え、シミ、ソバカスを防ぐ」と表記されており、化粧品との見分け方は、パッケージに「薬用」「医薬部外品」などと記載されています。
画像のように有効成分:〇〇と記載されており、医薬品と化粧品の中間に位置しています。
化粧品と医薬品
化粧品は安全性が高く、医薬部外品より効果が穏やかなものになります。
医薬部外品には全成分表示する義務がなく、化粧品には、配合成分が多い順に全成分の表示が薬機法で義務付けられています。
自分に合わないなどの成分が気になる方は、成分が確認できる化粧品を選ぶのも良いと思います。
また、医薬品とは、病気の診断、治療、予防に用いられるものです。
まとめ:シミができる前に美白化粧品で予防をしよう!
本記事では、しみができる仕組みと美白化粧品の役割について解説しました。
しみができる工程を知っておくことで、各工程にアプローチできる美白の有効成分が配合された美白化粧品を選ぶことができます。
しみやそばかすは主に日焼けによるものなので、美白化粧品だけに頼るのではなく、日中は365日日焼け止めを塗るなどの紫外線対策を日々行いましょう。