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年齢を重ねるごとに肌のくすみが気になってきませんか?
肌のくすみとは、肌が透明感を失い、暗く見える状態を指します。
肌にくすみがあると、健康的で明るい肌色が影を帯びたように見え、顔全体が疲れて見えたり、元気のない印象になりがちです。
そんな肌のくすみは適切なケアを行うことで、くすみを改善することができます。
そこで、本記事では肌のくすみのそれぞれ特徴に合わせたケアをご紹介します。
元化粧品会社勤務、日本化粧品検定2級取得のかよが解説します!
肌のくすみとはどんな感じ?
くすみとはツヤがなく、自分の元の肌の色よりも肌が暗く見えている状態のことをいいます。
肌がくすんでいると、普段の肌トーンが下がることで肌の透明感がなく見えてしまいます。
不健康そう、元気がなさそうなどの印象や、実年齢より老けて見えたりする可能性も。
日焼けしていないのに他人から「日焼けした?」と言われたら、肌がくすんでいるサインかもしれません。
一口にくすみといっても、いくつかの種類とくすみの原因があります。
自分がどのタイプのくすみかチェックしてみましょう。
灰色(グレー)くすみ
ターンオーバー(約28日間の肌の生まれ変わり)の遅れにより、垢となって剥がれ落ちなかった角質が溜まり、角質が厚くなり肌色がワントーン下がったようなグレーがかった肌の状態です。
余分な角質があると、肌のキメが乱れ光をきれいに反射せずくすんだ状態に見えます。
摩擦や刺激により肌を守ろうと角質が厚くなり、膝や肘が黒ずむのもこのタイプになります。
青くすみ
体が冷えや不規則な生活などの血行不良により血が滞り肌がくすんで見える。
目の下にできる青クマもこのタイプにあたります。
茶くすみ
顔全体がなんとなく暗いと感じる一般的にくすみと感じるのが茶くすみです。
紫外線や摩擦によりしみの元であるメラニンが生成され、ターンオーバーによってメラニンが排出されず残ったままのメラニンにより肌がくすんでいる状態。
黄くすみ
黄ぐすみともいい、肌が黄色がかった状態です。
糖質を摂りすぎる食生活などにより、肌内部にあるコラーゲンが黄色く変色することで肌が黄色っぽくみえます。
赤くすみ
顔にニキビや吹き出物など赤みを帯びている状態です。
赤みなどにより肌に色むらがあると透明感がない印象にみえます。
くすみの5つの原因
くすみにはいくつかの原因やタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。
角質の蓄積
角質肥厚と呼ばれる状態です。
肌のターンオーバー(約28日間の肌の生まれ変わり)の遅れにより、垢となって剥がれ落ちなかった角質が溜まり、角質が厚くなること。
角質が溜まっていると、化粧品の美容成分が肌に浸透しにくくなってしまい本来の効果が発揮できなくなってしまいます。
乾燥
加齢や水分・油分の不足により肌が乾燥することで、バリア機能が低下している状態。
乾燥小じわが目立ち、キメが乱れ、肌のツヤがなくなり、透明感がでない
乾燥によって肌のキメが乱れ、光を反射しにくくなるため透明感がでなくなります。
血行が悪い
体の冷えや不規則な生活などで血流が悪くなると、肌に栄養や酸素が届きにくくなり、青白くくすんだように見えます。
メラニンの蓄積
紫外線や摩擦によりメラニンが生成され、ターンオーバーでメラニンが排出されず残った黒色メラニンにより肌がくすむ。
糖化
紫外線や大気汚染などにより、皮脂が酸化することで黄ばんで見えることがあります。
過剰摂取された糖とタンパク質が結びついたものを最終糖化生成物(AGEs)が肌を黄色または茶色っぽく見える。
肌の炎症
摩擦や吹き出物などで肌が赤みを帯びている状態。
肌に色ムラができて透明感が損なってしまいます。
肌のくすみ改善ケア方法
肌のくすみを改善するためには、日々のスキンケアと生活習慣の見直しが効果的です。
くすみ改善に効果的なケア方法をまとめます。
角質ケア
- 週に1回の酵素洗顔やピーリングによる角質ケアを行う
- ビタミンAや、デクスパンテノールWなどを使用し、ターンオーバー促進させる
余分な角質のみを取り除くのが大事です。
角質ケアで角質を取りすぎてしまうと、逆に肌に悪影響なのでやりすぎには注意が必要です。
さらに詳しい角質ケアについてはこちらを参照
保湿ケア
- 化粧水で角質層の水分量を増やす
- 乳液やクリームで水分を逃さないよう油分で蓋をする
毎日行うスキンケアでも、肌をゴシゴシと擦る摩擦もくすみの原因になります。
水分保持力のある成分「セラミド」や「ライスパワー®️No11」などを取り入れると、より潤いのあるお肌になるには効果的です。
さらに詳しい保湿ケアについてはこちらを参照
血行促進ケア
- 入浴やマッサージなどで血行促進する
- 炭酸アイテムは代謝をよくする効果があるのでオススメです
- 血行促進のあるビタミンEやカフェイン配合のスキンケアを取り入れる
ストレスや睡眠不足も青くすみに関わるので、適度にストレスを発散させることも重要です。
青クマには目にホットタオルを、目を酷使しないように心がけましょう。
美白ケア
- メラニンに作用する美白有効成分が配合された美白化粧品を使用する
- 日常から紫外線対策をして日焼けを防ぐ
美白化粧品は日々使い続けることで、効果があらわれます。
1つの成分だけをずっと使い続けるよりかは、作用機序が異なる美白成分を組み合わせて使うこで、よりシミへのアプローチをしていくことができます。
肌老化の8割は光老化によるものといわれており、日焼けをしないことは若々しいお肌を保つにはとても重要です。
抗酸化ケア
- 抗酸化作用のあるビタミンCやグルタチオン配合のスキンケアで取り入れる
- 糖を摂りすぎないなどの体内部からのケアも取り入れるとより効果的
加齢や紫外線などによって減ったり劣化していくコラーゲンも補っていくことや、コラーゲンの「質」も大事です。
コラーゲンやエラスチンの生成をサポートする成分「ペプチド」を取り入れるとしわ予防にも効果的です。
抗炎症ケア
- 鎮静、抗炎症成分を取り入れる
- 炎症の元となる紫外線や大気汚染から肌を守る
肌の炎症は「炎症老化」につながるので、事前に炎症をさせないことも重要です。
摩擦を最小限にし、炎症を発生させないことが美肌の土台となります。
抗炎症ケアについてはこちらの記事も参照ください
まとめ:くすみケアで明るい素肌に
本記事では、くすみのタイプと改善ケア方法について解説しました。
肌のくすみは、くすみのタイプよって適切なケアすることで、透明感のある肌を手にいれることができます。
スキンケアも大事ですが、生活習慣の改善や、バランスの良い食生活も見直すことで、よりくすみに悩まない肌になれますよ。