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エイジングケアもしたいけど、美白ケアもしたい!こう考えたことはありませんか?
昨今人気のレチノールは、美白にもエイジングケアどちらも両立することができる成分の1つです。
レチノールには、「ナイアシンアミド」や「ニールワン」に並ぶシワ改善の3大成分といわれており、
他にも肌荒れ防止、ニキビ予防や毛穴などの美肌効果がたくさんあります。さらに、美白効果も期待できます。
しかし、レチノールの種類や濃度が高くなると、刺激を感じやすい成分で注意が必要です。
そこで本記事では、レチノールの効果や、使う際の注意点なども解説していきます。
レチノールについて詳しく知りたい!という方は、ぜひ最後までご覧ください。
レチノールとは
レチノールは、レチノイドというビタミンAとレチノール誘導体の総称です。
レチノールの種類
種類 | 表示名 | 購入できる場所 | 価格 | 効果 | 安全性 |
レチノイン酸 (医薬品) | トレチノイン レチニルエステル | クリニック | ★★★ | ★★★ | ★ |
レチノール (医薬部外品・化粧品) | レチノール | ドラックストア 化粧品専門店 | ★★ | ★★ | ★★ |
レチノール誘導体(医薬部外品・化粧品) | パルミチン酸レチノール 酢酸レチノール | ドラックストア 化粧品専門店 | ★ | ★ | ★★★ |
よく耳にするレチナールは、安全性や価格のバランスが良いので人気な成分ですね。
レチナール誘導体は、ドラックストアなどで購入できる低価格のため、レチノールを初めて使う方にも手に取りやすいレチノールの一種ですね。
レチノールの効果
- レチノールの効果
- ニキビ予防・毛穴
シワ改善
肌荒れ防止
ニキビ予防や毛穴
皮脂の分泌を抑制することで、ニキビ予防、テカリ防止になります。
皮脂による黒ずみ毛穴防止にも効果があります。
シワ改善
肌表層の表皮にヒアルロン酸を増加させ、肌の水分量を増やします。
また、年齢とともに薄くなる表皮を厚くする効果があります。
さらに、肌内部の真皮に働きかけ、ハリを司るコラーゲンやエラスチンを生成します。
肌荒れ防止
そして、ターンオーバーを促進効果があります。
ターンオーバーとは、肌の生まれ変わりのことで、新しい皮膚が通常28日で垢となり、はがれ落ちるのが理想と言われています。
加齢やストレスなどによって、ターンオーバーが遅れがちになるのを助けます。
肌のターンオーバーが整っていると、肌トラブルが出にくくなります。
レチノールの美白効果
- レチノールの美白効果
- ターンオーバーの促進効果によりしみの元を排出
しかし、レチノールだけでは美白効果は不十分
ターンオーバーの促進効果によりしみの元を排出
ターンオーバーを促進することで、しみの元になるメラニンが排出されます。
肌のくすみ改善されたり、しみ予防として美白効果が期待できます。
しかし、レチノールだけでは美白効果は不十分
しみを予防するには、1つの成分を使うだけでなく、他の美白成分と組み合わせることが必要です。
なぜなら、美白化粧品は紫外線を浴びてから、しみができるまでの工程によってアプローチが異なります。
美白化粧品の効果と対応成分
・メラニン生成命令阻止 トラネキサム酸・カモミラET・グリチルレチン酸ステアリルSW
・メラニンの合成抑制 ビタミンC・アルブチン・プラセンタエキス・コウジ酸
・メラニンの排出促進 デクスパンテノールW・エナジーシグナルAMP・4MSK・(レチノール)
・メラニンの色素還元 ビタミンC・(ハイドロキノン)
レチノールは美白有効成分としては認証されていません。
レチノールには、ターンオーバーの促進効果によりメラニンの排出を促す効果がありますが、メラニンの生成抑制、メラニンの色素還元効果はありません。
徹底的にしみを予防するには、メラニンの生成抑制、メラニンの色素還元の効果のある美白成分もスキンケアに取り入れると良いでしょう。
レチノールの副作用や注意点
- レチノールの副作用や注意点
- 赤みや皮むけといったA反応がでる
光や酸素に弱く朝には向かない
赤みや皮むけといったA反応がでる
レチノールは濃度が高いものほど、効果が高くなる半面、副反応が出やすくなります。
副反応は炎症による赤みや、乾燥による皮むけなどで肌のバリア機能が低下します。
そういった、レチノールを使用した際にでる副反応のことをA反応といいます。
このA反応は、人によって大きくでたり、中には副反応がでない方もいます。
光や酸素に弱く朝には向かない
レチノールは、すぐに変性しやすく失活化しやすい成分です。
保存にも注意が必要で、レチノール入りのスキンケア用品は、遮光や酸素が入りづらいよう工夫された容器になっています。
光に弱いため朝使用には向かないので、夜のスキンケアで取り入れましょう。
中には朝のケアに使用しても良いという商品もあります。使う商品の使用方法を確認して下さいね。
光に弱いため、紫外線対策も必須となります。
初心者のレチノール使い方
- レチノールの使い方
- 最初は少量・濃度が低くする
2~3日おきにして、毎日使用しない
最初は少量・濃度が低くする
レチノールは効果が高い分、A反応が生じることがあります。
レチノールを初めて使う場合は、濃度が低いものを少量、薄く塗りましょう。
いきなりたくさんの量を使うのはオススメしません。
2~3日おきにして、毎日使用しない
2~3日おきに使用して様子を見て、肌にレチノールを慣らしていくことが大事です。
レチノールに慣れてきて、刺激がでなくなったら、毎日に変更するなどにしましょう。
まとめ:レチノールを上手く使いこなして美肌を目指そう
本記事では、レチノールについてご紹介しました。
レチノールは美肌になる効果がたくさんあります。
しかし、効果が高い反面、肌への刺激を感じやすいのもあります。
レチノールの効果や、副反応を踏まえて使うかどうか判断して下さいね。